April 4, 2019 / 4:51 AM / 20 days ago

上海、2020年までに金融ハブとの目標には程遠い=米国商工会議所

[上海 4日 ロイター] - 在上海米国商工会議所は4日に公表した報告書で、上海が2020年までに世界金融のハブになるとの目標は達成にはまだ程遠い状況だと指摘した。資本規制や、一貫したルールがないことが理由だとした。

 4月4日、在上海米国商工会議所は公表した報告書で、上海が2020年までに世界金融のハブになるとの目標は達成にはまだ程遠い状況だと指摘した。写真は上海の浦東金融地区を望む埠頭で昨年2月に撮影(2019年 ロイター/ALY SONG)

在上海米国商工会議所は、上海がロンドンやニューヨークと肩を並べる金融の中心地になるには、人民元を完全に交換可能な通貨にし、透明性を改善し、インターネット規制を解除すべきだとの見解を示した。

中国国務院(内閣に相当)は10年前、上海を2020年までに国際金融の中心地とする計画を発表した。

商工会議所は、金融業界の幹部に最近行った調査に基づき報告書をまとめた。

報告書は「中国では資本規制が解除される兆候がほとんどないが、解除されなければ上海が国際金融の中心地となる目標は失敗に終わる」と指摘。

また、上海が過度な規制を撤廃し条件を公平にし、金融市場に関するルールの透明性を高めて予測可能にすべきだとの考えを示した。

上海当局者からのコメントは現時点で取れていない。

調査の回答者の大半は、上海での認可取得は他の金融センターに比べて困難だと答えた。複数の幹部は、認可プロセスで明確な「基準」がないことが根本的な欠点だとした。

また調査では、規制当局からの非公式の指示に関する指摘もあった。海外の銀行は、こうした指示は中国国内銀行に先に伝えられ、海外の機関が不利な立場に置かれていると考えている。

商工会議所は「国際的な金融センターになるための必須条件の一つは、すべての銀行が公平に扱われることだ」と指摘した。

このほか報告書は、「中国のインターネット規制は、世界の金融センターになるという上海の目標に大きくマイナスとなる」との見解を示した。

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