August 5, 2019 / 4:22 PM / 3 months ago

中国金融規制当局、1ドル7元超える元安を容認=関係筋

 5日、中国の金融規制当局は、市場が米中貿易摩擦や弱い経済成長率を巡る懸念を織り込めるよう1ドル=7元を超える人民元安を容認したと、関係者3人が明らかにした。写真は2014年4月撮影(2019年 ロイター/Petar Kujundzic)

[シンガポール/上海 5日 ロイター] - 中国の金融規制当局は、市場が米中貿易摩擦や弱い経済成長率を巡る懸念を織り込めるよう1ドル=7元を超える人民元安を容認したと、関係者3人が5日、明らかにした。

政策に詳しい関係者の1人はロイターに対し「政策発表のタイミングや市場を誘導する方法、問題に対するいくつかの措置などについて内部で本格的に協議した」と指摘。1ドル=7元を超える元安について規制当局は半分反対し、半分許容する考えを持っているとした。

中国人民銀行(中央銀行)は同報道に対し現時点でコメントしていないが、報道前には人民元相場を妥当でバランスの取れた水準で維持することができると確信していると表明した。

人民銀の易綱総裁はこの日遅くにウェブサイトに掲載された声明で、貿易摩擦など国外の混乱に対処するための手段として人民元を用いたり、通貨切り下げ競争を行ったりすることはないと述べた。

別の関係者は「(人民元の)下落は米国との貿易摩擦を含む財政的および政治的リスクの増大を防ぐのに好都合だ」と語った。

政府関係者は「(人民元の下落は)人民銀の戦略ではないが、米国の対中追加関税発表が引き金となった。責任は米国側にある。米国の追加関税発表前は市場は安定していた」と指摘した。

人民銀元金融政策委員の余永定氏は「貿易黒字が減少し、他の条件が変わらなければ、通貨は自然と下落する。しかし、これは弱い輸出を支援するための意図的な通貨下落ではない」と言及。「人民元に対する下落圧力が大き過ぎるということはない。われわれには依然として資本規制があり、過度な心配は不要だ。介入せずとも外貨準備に影響が及ぶことはないだろう」とした。

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