June 6, 2019 / 7:24 AM / 2 months ago

中国人民銀、MLF通じ5000億元供給 対象機関を拡充

 6月6日、中国内モンゴル自治区の地銀が当局の管理下に置かれたことを受けて懸念が高まる中、中国人民銀行(中央銀行)は、金融システムに流動性を供給するとともに、資金供給の対象機関を拡充し、中小銀行に安定した流動性供給を行う用意があることを示唆した。写真は北京で昨年9月撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

[上海 6日 ロイター] - 中国内モンゴル自治区の地銀が当局の管理下に置かれたことを受けて懸念が高まる中、中国人民銀行(中央銀行)は6日、金融システムに流動性を供給するとともに、資金供給の対象機関を拡充し、中小銀行に安定した流動性供給を行う用意があることを示唆した。

人民銀は期間1年の中期貸出ファシリティー(MLF)を通じて5000億元(723億2000万ドル)を金融機関に供給した。金利は3.30%で前回と変わらず。

人民銀は声明で「償還期限を迎える4630億元相当のMLFを全額ロールオーバーし、さらに中小銀行に資金を供給した。これにより、MLF融資の総額は5000億元となった」とした。

市場関係者は、人民銀が今年、MLF融資を受けることができる金融機関を徐々に増やしてきたとし、より多くの小規模銀行が比較的長期の資金を直接調達できるようになったと指摘した。

ウエストパック(シンガポール)のアジアマクロ戦略責任者フランシス・チャン氏は「(人民銀は)引き続き中小企業への貸し出し促進を意図しているが、足元の優先事項は、マクロ・プルーデンシャル上の基準や融資基準を満たす前の中小銀行を支援することだ」と指摘した。

また「市場は現在のリスクオフ環境で人民銀が失望させる可能性は低いと楽観視している」と述べた。

中国は5月、深刻な信用リスクがあるとして内モンゴル自治区の包商銀行[BAOTO.UL]を当局の管理下に置いた。これを受け、銀行間市場では資金調達コストが上昇した。

人民銀はまた、リバースレポを通じて6日に100億元を供給した。この日は300億元相当が償還期限を迎える。

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