August 3, 2018 / 4:32 AM / 2 months ago

成長安定化とリスク回避のバランスとる=中国金融安定発展委員会

[北京 3日 ロイター] - 中国国務院の金融安定発展委員会(FSDC)は、外的な不透明感が高まるなか、安定的な経済成長の達成とリスク回避のバランスをとる必要があるとの認識を示した。

 8月3日、中国国務院の金融安定発展委員会(FSDC)は、外的な不透明感が高まるなか、安定的な経済成長の達成とリスク回避のバランスをとる必要があるとの認識を示した。写真は北京で2016年2月撮影(2018年 ロイター/Damir Sagolj)

政府のウェブサイトに3日に掲載された声明によると、劉鶴副首相がトップを務める同委員会は、金融政策の伝達と実体経済への支援に一段と注意を払う必要があると指摘した。

「中国経済のけん引役はまだ古いものから新しいものへ移行する時期にあり、外的な不透明感は高まっている」とし、「こうした問題に積極的かつ安定して確実に取り組むべきだ」との見解を示した。

中国経済を巡っては、対米貿易戦争のエスカレート、企業倒産の増加、対ドルでの人民元急落を受けて大幅に減速するとの懸念が高まっている。

3日の声明は会合の開催日時は明らかにしなかった。

声明内容に基づくと、今回の会合は実体経済活動への信用供与を確実にする点により大きな焦点が当てられたほか、外的な不透明感の高まりについて言及した。ただ貿易摩擦や人民元安に関する具体的な言及はなかった。

声明は「現在のところ、金融状況はおおむね改善しており、マクロ・レバレッジ比率は安定している」と指摘。「市場の期待は変化した。金融機関のコンプライアンスに対する認識は高まり、金融セクターでは急速な拡大や違法な資金調達活動を抑制する措置が講じられている」と指摘した。

同委員会は、小規模企業を中心に信用供与が生産的な経済活動を支援するのを確実にするため、当局が貸し出し評価や内部のインセンティブを強化すべきだとの見解を示した。

声明によると、同委員会の会合では、中国が違法な金融活動・機関の取り締まりを続け、財政政策を積極的に活用することを決定した。

*内容を追加しました。

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