May 12, 2015 / 4:58 PM / 4 years ago

中国が地方債てこ入れ、銀行の資金調達で担保利用許可へ=関係筋

 5月12日、中国は銀行、および地方政府が資金を調達する際、担保として地方債を利用できるようにする見通し。写真は100元紙幣。2013年7月北京で撮影。(2015年 ロイター/Jason Lee)

[香港/北京 12日 ロイター] - 中国は、銀行、および地方政府が資金を調達する際、担保として地方債を利用できるようにする。複数の関係筋が12日、明らかにした。地方債市場の支援が目的とみられている。

中国は昨年9月、地方債市場を創設した。地方政府の資金調達手段を債券発行に限定し、金融市場の財政監視機能を通じて地方政府の借り入れを抑制を図る狙いがある。

だが地方債への需要はこれまで精彩に欠ける。中国国内でも比較的裕福とされ債務水準も高い江蘇省では、債券入札を延期せざるを得なかったとの報道も伝わる。

関係筋によると、こうした状況に対応するため、中国当局は銀行が中国人民銀行(中央銀行)から資金を借り入れる際、地方債を担保として初めて認める。中央、および地方政府が資金調達する際も、地方債を担保として許可する意向だという。新たな措置は年内にも実施される見込み。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、マーク・ウィリアムズ氏は「政策担当者は地方債市場のさえない状況に落胆しているだろう。需要を誤って判断したようだ」と指摘。今回の措置でどの程度状況を改善できるかは不明とし、債券が取引される利回り水準にある程度左右されるとの見方を示した。

地方債の利回りは5年物の平均が3.4%と、国債に対する上乗せスプレッドが10ベーシスポイント(bp)程度にとどまっており、アナリストはこれまで、銀行や基金の投資資金を呼び込むのは困難との見方を示していた。

中国人民銀行(中央銀行)、財政省、銀行監督当局からこの件に関するコメントは得られていない。

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