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中国の新規元建て融資、10月は予想以上に減少 1年ぶり低水準
2017年11月13日 / 08:54 / 11日後

中国の新規元建て融資、10月は予想以上に減少 1年ぶり低水準

[北京 13日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が発表した10月の中国の新規人民元建て融資は6632億元(998億3000万ドル)と、予想以上に減少し、2016年10月以来1年ぶりの低水準となった。

ロイターが実施したアナリスト調査では9月の1兆2700億元から7800億元への減少が予想されていた。

キャピタル・エコノミクスの中国エコノミスト、ジュリアン・エバンズプリチャード氏は「結局のところ、金融状況の引き締まりがここ数四半期に信用の伸びの鈍化をもたらしたということであり、近くこのマイナス影響が経済に及ぶと予想する」と述べた。

その上で「このため、人民銀行は公にはデレバレッジを掲げつつも、さらに大幅に市場金利を押し上げることは控えるだろう。むしろ今後1年は金融状況が引き締められるより、緩和される可能性のほうが大きい」との見方を示した。

人民銀行の統計に基づくロイターの試算によると、住宅ローンが大半を占める家計向け融資は4501億元で、9月の7349億元から減少。新規融資全体に占める家計向け融資の割合は68%で、9月の58%から上昇した。

企業向け融資も9月の4635億元から2142億元に減少した。

10月末時点の人民元建て融資残高は前年比13.0%増加し、(予想13.1%増)をやや下回った。

1─10月の新規融資は11兆8200億元。過去最高となった2016年の12兆6500億元に並ぶかそれを上回る勢いだ。

10月のマネーサプライM2伸び率は前年比8.8%と、予想の9.2%を下回り、1996年の統計開始以来の低い伸びとなった。

10月の中国社会融資総量は1兆0400億元(1565億4000万ドル)で、9月の1兆8200億元から減少。ゴールドマンサックスは1兆2000億元への減少を予想していた。

10月末時点の中国の社会融資総量残高は172兆2100億元(25兆9200億ドル)で、前年比13%増加した

*内容を追加します。

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