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太平洋島しょ国、コロナ対応で中国主導のAIIBに依存

 1月25日 太平洋の島しょ国が、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)から資金を調達している。写真はAIIB本部。2020年7月、北京市で撮影(2021年 ロイターTingshu Wang)

[シドニー/ウェリントン 25日 ロイター] - 太平洋の島しょ国が、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)から資金を調達している。新型コロナウイルスの流行で観光収入が急減しており、従来の西側諸国からの融資だけでは資金が足りなくなっているためだ。

西側諸国の間では、太平洋島しょ国の対中依存度が一段と高まるとの懸念が浮上している。

南太平洋のクック諸島は昨年終盤、AIIBから2000万ドルの融資を受けた。アジア開発銀行(ADB)の融資やニュージーランドの資金援助だけでは資金が不足したためだ。

これに先立ち、フィジーもAIIBから5000万ドルの融資枠を確保。バヌアツも先週、中国政府から1200万ドルの支援を受けた。

AIIBは中国の巨大経済圏構想「一帯一路」と密接な関係を持つ。太平洋の島しょ国は小国だが、戦略的に重要な港湾や滑走路を保有。周辺海域には豊富な天然資源が眠っている。

クック諸島の商工会議所のフレッチャー・メルビン会頭は「中国は太平洋のどの島しょ国にも、非常に積極的に融資してくれる。オーストラリアやニュージーランドからは、まず両国に相談するよう言われているが、中国から資金を調達するほうがはるかに容易だ」と述べた。

AIIBのコメントは取れていない。

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