March 7, 2018 / 2:32 AM / 9 months ago

中国、景気支援する財政政策継続へ=財政相

[北京 7日 ロイター] - 中国の肖捷財政相は7日、今年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率目標は前年から引き下げたが、景気を支援する財政政策は続けると強調した。全国人民代表大会(全人代)に合わせた記者会見で述べた。

 3月7日、中国の肖捷財政相(写真)は、今年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率目標は前年から引き下げたが、景気を支援する財政政策は続けると強調した。全国人民代表大会(全人代)に合わせた記者会見で述べた。北京で撮影(2018年 ロイター/Aly Song)

李克強首相は5日の政府活動報告で、財政赤字の対GDP比目標を前年の3%から2.6%に引き下げると発表。これを受けて市場では、政府が刺激策を縮小するのではないかとの懸念が広がっている。

財政相は「今年の財政赤字比率の目標は前年から引き下げたが、積極的な財政政策の方向性に変化はない」と述べた上で、財政政策スタンスは今年も引き続き「相対的に強い」ものになるとの認識を示した。

また、主要プロジェクトの資金調達のため地方政府が発行する特別目的債について、今年は発行枠が5500億元(869億5000万ドル)拡大するほか、中央政府のインフラ投資予算が300億元増加することを指摘。「引き算ではなく、足し算を示している」と述べた。

特別目的債とは、財政収入ではなく投資プロジェクトのリターンから返済する債券。中国の地方政府は今年、この債券を1兆3500億元分発行することが可能。2017年の発行枠は8000億元だった。

<地方債務>

肖捷財政相は、地方政府の債務の管理強化を続ける一方、システミックな債務危機の回避を「完全に確信」していると述べた。

地方債の発行を妥当な水準で割り当て、「無秩序な」資金調達の取り締まりを続ける方針を示した。

中国の地方政府の資金調達と拡大する債務水準は、当局者の頭を悩ます問題となっている。中央政府は、地方政府下の投資会社への暗黙の保証に対する期待を取り除こうとしている。

財政相は「債務の責任は自らが負うべき」と述べ、こうした措置がシステミックな債務リスクを回避すると自信を示した。

また、GDPに占める政府債務の比率について、今後数年大きな変化はないとの見通しを示した。

中国の政府債務は2017年末時点で29兆9500億元(4兆7300億ドル)。GDPに対する比率は36.2%で、16年の36.7%から低下した。

*内容とカテゴリーを追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below