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中国の2月新規融資が大幅縮小、社会融資総量も急減
2016年3月11日 / 14:33 / 2年前

中国の2月新規融資が大幅縮小、社会融資総量も急減

[北京/上海 11日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が11日公表した2月の新規人民元建て融資は7266億元(1118億ドル)と前月の2兆5100億元から大幅に縮小した。アナリスト予想の1兆2000億元も下回った。

 3月11日、中国の2月新規人民元建て融資は前月から大幅に縮小した。中国人民銀の外観。2013年撮影(2016年 ロイター/Jason Lee)

中国人民銀行(中央銀行)は景気支援と構造改革に伴う痛みを軽減するため、潤沢な流動性の維持に努めている。だが当局者は人民元の下落圧力を高める過剰な緩和には慎重だ。

一部のアナリストは、中銀が「窓口指導」を通じて銀行融資の伸びを抑制しようとしているとみている。

コメルツ銀行(シンガポール)のシニア新興国エコノミスト、周浩氏は「当局は過熱気味の不動産市場やインフレ加速をめぐる懸念から、信用の伸びにブレーキをかけている」と指摘。今回の融資データは「金融政策スタンスの変更というより、単に運営管理上の措置を反映しているに過ぎない」と述べた。政府が財政支出を増やすのに伴い、住宅ローンは増加し銀行のバランスシートも拡大するとして、信用の伸びは3月に再び加速すると予想している。

マネーサプライM2の伸び率は前年比13.3%。予想は13.8%。2月末時点の人民元建て融資残高は前年比14.7%増加。予想は15.2%増。

社会融資総量は7802億元で、前月の3兆4200億元から急減した。

人民銀は2月29日、全銀行を対象に預金準備率を50ベーシスポイント(bp)引き下げるとともに、過剰生産能力に苦しむ企業の破綻や失業による経済への打撃を和らげるため1000億ドル相当の長期資金を供給すると発表した。人民銀は景気の下支えに向け、引き続き緩和的な政策スタンスを維持するものとみられる。

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