August 30, 2019 / 6:30 AM / in 18 days

UPDATE 1-中国主席、南シナ海の石油ガス開発でフィリピンと「大きな一歩」可能

(フィリピン側の反応を追加しました)

[上海 30日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は29日、北京でフィリピンのドゥテルテ大統領と会談し、両国が南シナ海の領有権問題に「適切」に対処できれば、同海域の石油・ガス共同開発で「より大きな一歩」を踏むことができるとの見方を示した。

ドゥテルテ大統領は親中路線をとってきたが、フィリピン国内では中国の海洋進出への反発が強まっている。

フィリピンのパネロ大統領報道官は30日に北京で開いた記者会見で、ドゥテルテ氏は中国の軍艦がフィリピン領海を無断で航行する事態が頻発していることを含め、中国の海洋進出について懸念を明確に中国側に伝えたと説明。「大統領は、この事態が再び繰り返されることを望んでいない」とした。

また、中国の南シナ海での主権主張を退け、フィリピンの権利を明確化した2016年の仲裁裁判所の判決に従うよう習氏に求めたという。

パネロ氏は、ドゥテルテ大統領が「明確かつ断定的に、それでもなお友好的に」この問題を提起したと語った。習氏が気分を害した様子はなかったが、仲裁裁判所の判決を認めないとの中国の立場をあらためて示したという。

中国国営新華社は29日の報道でこの判決には言及しなかった。

報道によると、習氏は両国が「対立をやめ、外部からの干渉を排除するとともに、協力や現実的な努力、発展の模索に注力」するべきだと主張した。

また「両国が南シナ海問題に適切に対応すれば、二国間関係を取り巻く環境は良好となるほか、関係の基盤は安定し、地域の平和と安定は保証される」と述べた。その上で、海洋石油・ガス共同開発で「より大きな一歩」を踏み出せると述べたという。

新華社によると、ドゥテルテ大統領は、南シナ海問題の平和的解決は衝突ではなく対話を通じて実現するとの立場を伝えるとともに、中国との海洋石油・ガス共同探査を加速する考えを示した。

新華社によると、中国とフィリピンはこの日、石油・ガス分野で協力する政府間組織および民間作業部会の立ち上げを発表した。

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