July 1, 2018 / 12:08 PM / 15 days ago

中国国家統計局の製造業PMI、6月は51.5に低下 輸出指数悪化

[北京 30日 ロイター] - 中国国家統計局が30日発表した6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.5となり、5月の51.9から低下し、市場予想も下回った。米国との貿易摩擦激化が中国経済の減速につながるとの懸念を強める結果となった。

ただ、業況改善・悪化の節目となる50は23カ月連続で上回った。ロイターがまとめたアナリスト予想は51.6だった。

中国経済はすでに、リスクの高い融資に対する数年におよぶ取り組みによって、企業の借り入れコスト上昇を招くなどの影響が出始めており、人民銀行は市中銀行の預金準備率を引き下げて流動性を拡大するなどの対策を講じている。

6月に際立ったのは輸出受注指数で、49.8と前月の51・2から低下。節目の50を下回ったのは2月以来となる。

生産指数は53.6で前月の54.1から低下、新規受注も53.2で前月の53.8から低下した。

企業の規模別で見ると、6月は大手企業の活動に関する指数は50を上回る一方、中堅企業および小規模企業の指数は50を下回った。

中国民生銀行のシニアエコノミスト、Wen Bin氏は「内需は弱まっており、外需は米中の貿易摩擦の圧力に直面している」と指摘、人民銀行が預金準備率引き下げを続けるとの見方を示した。

中国経済は大幅な景気減速を避けながら国内問題に対処できる可能性が高いとみられているが、米国との貿易問題によって、今後の中国経済への不透明感が強まっている。

5月は8カ月ぶりの高水準だったが、その後、景気減速を示唆する兆候が増えている。16日には第2・四半期の国内総生産(GDP)の発表が予定されている。

<非製造業PMI>

中国国家統計局が同日発表した6月の非製造業PMIは55.0となり、5月の54.9からやや上昇した。

建設セクターは60.7で5月の60.1から上昇。

賃金の増加で消費者の購買力が高まるなか、中国のサービス部門は国内経済の半分以上を占めるようになった。

製造業と非製造業を合わせた総合PMIは54.4と、5月の54.6から低下した。

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