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中国、冬に再び電力需給逼迫も 足元は和らぐ=国家電網

11月7日、 中国国有の送電会社、国家電網は石炭の増産や大口需要家の使用制限などの措置で電力不足は緩和しているものの、今冬から来春にかけて需給が「逼迫」する可能性があると警告した。上海の火力発電所で10月撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[北京 7日 ロイター] - 中国国有の送電会社、国家電網は7日、石炭の増産や大口需要家の使用制限などの措置で電力不足は緩和しているものの、今冬から来春にかけて需給が「逼迫」する可能性があると警告した。

水力発電が減少するとみられる一方で、冬季の暖房需要で電力使用量は増えるため、停電が発生する可能性もあるとした。

中国全土の4分の3の送電を担う同社は文書で「送電網は総じて需給バランスが逼迫し、一部地域は電力不足となるだろう」と指摘した。

同社によると、6日時点で一般家庭や事業者が電力使用を制限されている地域はないが、汚染物質の排出量が多い大口需要家は引き続き、電力使用がピークになる時間帯の操業縮小を命じられている。

「当社が管理する地域では、電力需給は正常な状態に戻った」と総括した。

中国では5月以降、広範な地域が深刻な電力不足に見舞われた。産業活動の新型コロナウイルス禍からの回復で需要が増えたのに対し、火力発電の主要燃料である石炭の価格が高騰して供給が逼迫する中、発電所の操業が制限されたという背景がある。

中国当局は石炭増産を承認し、石炭相場に対する投機の動きを規制、電力価格を自由化するなどの措置で相場の安定を図ってきた。

国家電網によると、同社に電力を供給する地域では、発電所は20日分に相当する9932万トンの石炭在庫を確保している。

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