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中国当局、発電・暖房用石炭の輸送強化を指示 一般炭先物が最高値

[北京/瀋陽(中国) 29日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(発改委)は29日、発電所向けの石炭供給を安定させるため、北東部など主要地域で石炭輸送を強化する必要があるとの通達を鉄道会社や地方政府に出した。

 9月29日、中国国家発展改革委員会(発改委)は、発電所向けの石炭供給を安定させるため、北東部など主要地域で石炭輸送を強化する必要があるとの通達を鉄道会社や地方政府に出した。写真は石炭を運ぶ貨車。安徽省で2011年11月撮影(2021年 ロイター/Stringer)

住民の冬季の暖房需要を満たすため、十分な石炭供給を確保する必要があるとしている。

発改委は、地方の経済計画当局が、輸送能力の保証を付けた一般炭の中・長期契約の締結を奨励すべきだと指摘。

「全ての鉄道会社は石炭輸送を強化し、適宜、緊急供給メカニズムを発動する必要がある」としている。

中国では、電力不足の影響で主要産業地域の工場生産がストップ。影響は北東部の一部の一般世帯にも及んでいる。

発改委は北東部のほか、山西、陝西、内モンゴル自治区といった主要生産地域で石炭輸送を確保するよう鉄道会社に要請。暖房と発電に利用される石炭の輸送を優先するよう指示した。

地方政府に対しては、石炭の需給動向と発電所の石炭在庫の状況を注視するよう求めている。

中国の一般炭先物は29日の取引で過去最高値となる1トン=1376.8元(212.92ドル)を付けた。燃料コスト上昇を転嫁できない電力会社をさらに圧迫しそうだ。

また、ブルームバーグ・ニュースが匿名の情報源の話として29日に報じたところによると、中国は供給危機を和らげるため工業用電力価格の引き上げを検討している。

中国共産党機関紙・人民日報は29日、吉林、黒竜江、遼寧の東北部各省で暖房と電力用の石炭が確保されたと伝えた。一部の供給業者と生産業者が最近になって中長期の石炭契約に署名したという。

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