[30日 ロイター] - 中国金融当局は国内主要6銀行に対し、資金繰りが悪化する不動産業界に融資などを通じて少なくとも6000億元(843億2000万ドル)の金融支援をするよう要請した。ブルームバーグ・ニュースが30日、関係者の話として報じた。
報道によると、中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)が国有6銀行に対し、住宅ローン、不動産開発業者向け融資、不動産開発業者が発行した債券を購入するなどの支援を指示した。
人民銀行は29日、不動産市場活性化策として、初回住宅購入者向けローン金利の下限を段階的に引き下げること一部都市で認めると発表している。
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