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中国の不動産抗議デモ、銀行の住宅ローン資産2200億ドルに懸念

[香港 14日 ロイター] - 中国の銀行は、マンションが完成しないことに抗議してローン返済停止をちらつかせる住宅購入者が増加する中、住宅ローン事業の資産の質が悪化しそうだ。

アナリストは、住宅購入者が住宅ローンの支払いを停止すれば、銀行の住宅ローン不良債権比率が3─5倍上昇する可能性があると推計。住宅購入者の抗議デモにより、資金難の不動産セクターに対する銀行のリスクエクスポージャーが大幅に拡大すると見込んでいる。

ANZは報告書で、最大1兆5000億元(2200億ドル)の住宅ローンが中国の未完成住宅プロジェクトに関連していると指摘した。

銀行は先行販売されたマンションを担保として所有しているが、その資産は未完成であるため、損失を被る可能性が高い。完成を待てば、不動産価値の大幅な下落リスクにさらされる可能性がある。

龍洲経訊(ガベカル・ドラゴノミクス)のアナリスト、張暁曦氏は「現在の市況でマンションを売るのは難しい。住宅競売の大波が来れば、価格は暴落するだろう。最悪の場合、社会の安定と金融の安定の両方が危うくなる」と述べた。

あるファンドマネジャーはまた、銀行が未完成の資産を差し押さえても戻ってくる資本はゼロになると指摘。2007年に始まった米国の危機を引き合いに「サブプライムよりひどい」と述べた。

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