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中国新築住宅販売、2週連続増加 主要都市で取引急増=民間調査

 2月13日、中国の民間不動産調査大手、中国指数研究院(チャイナ・インデックス・アカデミー)によると、今月5─11日の国内16都市の新築住宅販売(床面積ベース)は前週比40.9%増加し、2週連続のプラスとなった。写真は集合住宅の建設現場。上海で昨年7月撮影(2023年 ロイター/Aly Song)

[北京 13日 ロイター] - 中国の民間不動産調査大手、中国指数研究院(チャイナ・インデックス・アカデミー)によると、今月5─11日の国内16都市の新築住宅販売(床面積ベース)は前週比40.9%増加し、2週連続のプラスとなった。

当局の支援策や新型コロナウイルス規制解除を受け、市場心理の改善が続く中、主要都市で取引が急増した。

1月29日─2月4日は前週比707.3%増だった。

11日までの週は上海や北京などの1級都市で前週比72%増加。上海では103.8%増、北京では65.7%増となった。

政府による昨年末の積極的な支援策を受けて不動産市場のセンチメントはここ数週間、着実に回復している。しかしアナリストは、1月の民間調査では住宅価格と販売が落ち込んでおり、信頼感はまだ完全に回復していないとし、回復は依然としてまだら模様だと警告している。

また、1月21日に始まった中国の春節(旧正月)など季節要因により、データにゆがみが生じている可能性もある。

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