[北京 20日 ロイター] - 中国の民間不動産調査大手、中国指数研究院(チャイナ・インデックス・アカデミー)によると、今月12─18日の国内16都市の新築住宅販売(床面積ベース)は前週比7.9%増加し、3週連続のプラスとなった。
新型コロナウイルス規制解除や当局の支援策を受け、需要が安定した。5─11日の販売は前週比40.9%増だった。
全国の住宅価格は小幅に上昇している。回復は依然一様ではないが、不動産部門が安定に向かいつつあることを示唆している。
ただ、1級都市では販売が減少した。12─18日の上海の販売は20.2%減。前週は103.8%増だった。
地方政府は需要喚起のため、住宅購入者や不動産デベロッパーに対する規制を緩和。住宅ローン金利の引き下げや企業の財務支援を行っている。
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