July 20, 2018 / 2:50 PM / 3 months ago

UPDATE 1-中国、商業銀行理財業務の規制強化案を公表

(情報を追加しました)

[北京 20日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は20日、商業銀行の理財(ウェルス・マネジメント)業務に対する規制強化案を公表した。金融システミックリスクの回避に向けた政府の取り組みの一環だ。

発表文によると、銀保監会は、理財商品は正味価値に基づいて運用されるべきであり、各行は影の銀行(シャドーバンキング)リスクを防ぐため理財商品の資金プールの管理を標準化する必要があると指摘した。

中国人民銀行(中央銀行)は同国の銀行や投資信託、保険資産運用会社、証券会社、ファンド、先物取引業者が発行する15兆ドル規模の資産運用商品の監督強化に向けた包括的な指針を出しているが、今回の規制はこれを補完するものだ。

規制はまた、理財運用を標準化し、理財商品を合法的に資本市場に投資することを促すものだ。理財商品は本来、元本保証が無いが、損失補填がなされることが多く、銀行規制当局はこうした慣行を是正する狙いもある。

中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)によると6月末時点で銀行の理財商品残高は21兆元(3兆900億ドル)だった。そのうち約70%が債券や預金、短期金融市場商品など標準化された資産に投資されている。

理財商品の資金の約15%は標準化されていない債権に投資されている。通常はシャドーバンキングの取引だ。銀行の理財商品のうち標準化されていないものは、理財商品全体の正味価格の35%、また銀行全体の資産の4%を超えてはならないこととなる。

銀行はまた、リスク管理のために流動性の管理やストレステストを強化しなければならない。そのほか、理財商品を利用して他の銀行の理財商品に投資することや、規制をすり抜けるために商品を他の機関へ動かすことも禁止される。

新規制は、中銀の資産運用規制に沿う形で、一つの理財商品に対する顧客の最低投資額を5万元から1万元に減らす。

新規制への移行期間は2020年12月31日まで。銀保監会は、理財商品事業を展開するために創設された銀行の子会社に対する規制も作成しているという。

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