[北京 17日 ロイター] - 中国のサイバースペース規制当局である国家インターネット情報弁公室(CAC)は17日、インターネット上の投稿・コメントサービスに対する規制強化案を示した。各プラットフォームに対し、ソーシャルメディアの公開アカウント保有者とユーザーの行動を一段と積極的に監視するよう求めている。
規制強化案によると、各プラットフォームは「違法または悪いコンテンツ」を広める公開アカウントの保有者に対し、警告を発したり投稿を削除したりするなどの措置を取ることを検討するとともに、そうした事案を規制当局に適時報告すべきとしている。
コメントを残すユーザーに対しても、同様の扱いをする必要があるとしている。
中国で公開アカウントとは、一般向けにコンテンツを公表し広めるためのソーシャルメディアアカウントを指し、個人でも企業でも開設することができる。
規制強化案については、7月1日までパブリックコメントを受け付ける。
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