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中国迂回上場「VIE」の審査強化、香港上場も対象に=関係筋

9月10日、複数の関係筋によると、中国証券監督管理委員会(証監会)は、VIE(変動持ち分事業体)スキームを利用して国外に上場する企業に対する審査を強化し、香港市場への上場も審査対象とするルールの草案を作成している。北京で7月撮影(2021年 ロイター/Tingshu Wang)

[香港 10日 ロイター] - 複数の関係筋によると、中国証券監督管理委員会(証監会)は、VIE(変動持ち分事業体)スキームを利用して国外に上場する企業に対する審査を強化し、香港市場への上場も審査対象とするルールの草案を作成している。

証監会はすでに同スキームを利用して国外に上場する企業を審査する部署を設置しているが、一部の市場関係者は、中国の領土である香港への上場が審査の対象になるとは予想していなかった。

ただ、証監会は、同スキームを利用した企業の香港への上場申請をすべて却下するわけではないという。

もっとも、同スキームを利用する中国企業の香港上場が難しくなる可能性はある。

今回の措置は、民間企業の「無秩序な資本の拡大」を抑制する取り締まりの一環。新たなルールを公表する日程は固まっていないという。

証監会のコメントは取れていない。香港取引所と香港証券先物委員会はコメントを控えている。

VIEは、メディアや通信など重要産業に対する外資出資規制を回避するため、20年前に考案された。ニューエコノミー企業が広く採用しており、ケイマン諸島などに法人登記することが多い。

現行のルールでは、VIEスキームを利用する中国企業は、米国や香港への上場に際し、規制当局の正式な認可を得る必要がなく、国内に法人登記する企業が上場する際に必要となる長い審査プロセスを迂回できる。

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