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中国当局、アント幹部に指導 オンライン金融規制案も公表

 中国人民銀行(中央銀行)と金融規制当局は2日、アリババグループ傘下の金融会社アント・グループの幹部らに指導を行った。写真はアントのロゴ。中国・浙江省のアント本社で10月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[北京/上海 2日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)と金融規制当局は2日、アリババグループBABA.N傘下の金融会社アント・グループ6688.HK688688.SSの幹部らに指導を行った。

これとは別に、人民銀行と銀行当局は、オンライン小口金融に関する新たな規制案を公表した。

モバイル決済大手のアントは融資や保険、資産運用も提供しており、香港と上海への重複上場では過去最高の約344億ドルを調達する見通しだ。

中国証券監督管理委員会(証監会)は声明で、人民銀行と中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)、外為当局とともに、アリババの創業者でアントの支配株式を保有する馬雲(ジャック・マー)氏、アントの井賢棟(エリック・ジン)取締役会長、胡暁明(サイモン・フー)最高経営責任者(CEO)と会合を行ったとした。詳細は明らかにしていない。

アントの広報担当者は、会合で出された意見を「しっかり実行する」と述べた。

一方、人民銀行と銀保監会は、複数の地域でオンライン小口融資を行う業者の登記資本金の下限を50億元(7億4800万ドル)とすることなどを盛り込んだ新たな規制案を公表した。

同案でアントへの言及はないが、新型コロナウイルスによる経済的打撃でデフォルト(債務不履行)や資産の劣化を巡る懸念が高まる中、当局は消費者ローンの引き受けで小口金融会社やアントのような外部のテクノロジープラットフォームを広く活用する銀行への監視を強めている。

規制案は12月2日まで一般の意見を募集する。

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