[北京 28日 ロイター] - 中国外務省は28日、中国、ロシア、インドなど8カ国が加盟する上海協力機構(SCO)の首脳会議にイランのロウハニ大統領が出席すると明らかにした。イランは現在オブザーバーの立場で、長年完全な加盟を目指している。
ロウハニ大統領は、訪中の際に会議に出席する予定。外務省はロウハニ大統領の正確な訪中日程を明らかにしていないが、SCO首脳会議は、6月9─10日に山東省青島で開催される。
米国のイラン核合意離脱を受け、主要国が合意維持に取り組む中、SCO会議では共同プロジェクトの中断回避を目指す。中国は核合意の調印国で合意を強く支持している。
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