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中国シノペックが水素エネに注力、25年までに46億ドル投じる方針

 8月30日、中国国有の石油・ガス大手、中国石油化工(シノペック)は、2025年までに300億元(46億ドル)を水素エネルギー分野に投じる計画を発表した。写真はシノペックのロゴ。香港で2018年3月撮影(2021年 ロイター/Bobby Yip)

[北京/シンガポール 30日 ロイター] - 中国国有の石油・ガス大手、中国石油化工(シノペック)は30日、2025年までに300億元(46億ドル)を水素エネルギー分野に投じる計画を発表した。50年までのカーボンニュートラル(炭素中立)を目指す中、水素や天然ガスへのエネルギーシフトを進める。

同社は輸送燃料として水素を利用する国内最大の事業者になる方針を表明。25年までに水素燃料補給能力を年間20万トンにする目標を掲げた。

馬永生・董事長代行は、再生可能エネルギーから水素をつくり出し、輸送燃料や精製工程での水素利用を推し進める考えを示した。

21─25年に再生可能エネルギーから100万トン以上の水素を製造するほか、自動車の充電向けに電気を供給する太陽光発電能力を400メガワット増やす計画だ。

シノペックはこれまでのところ、水素ステーションを20カ所建設しており、このほか60カ所が建設中、もしくは計画・承認段階にある。

同社が発表した上半期純利益は18年以来の大きさとなった。石油・ガス価格の回復や安定した国内燃料需要を受けた。中国の天然ガス需要について、向こう3年間は2桁増を維持するとの見通しを示した。

馬氏によると、今年のガス消費は13.3%増える見通し。力強い景気回復や政府による石炭からガスへの転換政策が寄与するという。

シノペックは、今年下半期のガス生産を前年同期比で13.5%増やす方針。上半期は13.7%増だった。

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