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中国国営メディア、メタバース関連株への投資に警鐘

 9月9日、中国国営メディアの証券時報は、投資はバーチャルゲームではなく、メタバース(仮想空間)で利益を上げることを目指してやみくもに中国株を購入する投資家は泣きを見ることになるだろうとする論説記事を掲載した。写真は上海の証券会社で2016年2月撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[上海 9日 ロイター] - 中国国営メディアの証券時報は9日、投資はバーチャルゲームではなく、メタバース(仮想空間)で利益を上げることを目指してやみくもに中国株を購入する投資家は泣きを見ることになるだろうとする論説記事を掲載した。

中国株式市場ではこのところ、バーチャルリアリティー(VR)技術を基にした仮想共有空間であるメタバースを開発しているとされる深セン中青宝互動網絡、完美世界などの株価が急騰している。

証券時報は「もしメタバースのような壮大なまやかしの概念に盲目的に投資すれば、最終的にやけどすることになる」と警告した。

深セン証券取引所は8日、浙江金科文化産業に書簡を送り、メタバース商品を開発するための顧客基盤を有しているという主張を証明するよう求めた。

浙江金科の株価は今週約35%、深セン中青宝互動網絡は60%超上昇していた。しかしこの日はメタバース関連銘柄が幅広く売られた。

午前の取引で萬興科技と広州華立科技がいずれも10%超値を下げた。歌爾は8%超、深圳市佳創視訊技術は13%、完美世界は5%下落した。

中国証券監督管理委員会(証監会)の易会満主席も6日の会議で、取引所はインターネット時代の投資家の行動について理解を深める必要があるとの認識を示した。

証券時報は、メタバースはまだよちよち歩きの段階で、関連技術は成熟に程遠いと指摘した。

「投資家が本物のトレンドと美しい『バブル』を見分けることが重要だ」としてリスクを指摘した。

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