May 8, 2018 / 4:22 AM / 20 days ago

中国の4月輸出は前年比+12.9%、輸入は+21.5% 共に予想上回る

[北京 8日 ロイター] - 中国税関総署が発表した4月の貿易統計によると、輸出は前年比12.9%増加し、予想外のマイナスとなった3月からプラスに転じた。輸入は21.5%増加した。米中間の貿易摩擦懸念が高まっているものの、輸出と輸入は共にアナリスト予想以上に拡大した。

 5月8日、中国税関総署が発表した4月の貿易統計によると、輸出は前年比12.9%増加し、予想外のマイナスとなった3月からプラスに転じた。写真は上海の港で4月撮影(2018年 ロイター/Aly Song)

世界経済や中国経済が比較的底堅いことが浮き彫りとなった。

4月の貿易収支は287億8000万ドルの黒字だった。

ロイターがまとめたアナリスト予想は、輸出が前年比6.3%増、輸入が16%増だった。

3月は輸出が2.7%減、輸入が14.4%増だった。

貿易収支のアナリスト予想は、247億ドルの黒字。3月は49億8000万ドルの赤字だった。

1─4月の輸出は16.5%増加。輸入は19.6%増加した。

ロイターの算出によると、4月の対米貿易黒字は221億9000万ドル。3月は154億3000万ドルだった。1─4月の対米貿易黒字は804億ドル。前年同期は710億ドルだった。

1─4月の中国の対米輸出は13.9%増。1─3月は14.8%増だった。米国からの輸入は11.6%増加した。

4月単月の対米輸出は9.7%増に伸びが鈍化した。

4月の米国からの輸入は20.3%増。伸びはここ3カ月で最高だった。

4月の輸出、輸入は共に予想を上回ったものの、一部のアナリストは大半が季節要因によるものであり、世界の輸出の回復が既にピークアウトした可能性があるとみている。

キャピタル・エコノミクスの中国担当上級エコノミスト、ジュリアン・エバンズ・プリチャード氏はアナリストメモで「輸出は依然堅調に見えるが、きょうのデータはこのところの国外需要の減退を反映している」と指摘。「現在行われている米中通商協議がピークアウトの一因であり、結果として中国の輸出は鈍化している」と述べた。

先週行われた通商協議では、協議の継続で合意した以外、貿易を巡る緊張緩和に結びつく大きな進展は見られなかった。

ホワイトハウスは7日、中国側の代表が来週ワシントンを訪問し、通商協議を再開することになったと発表した。

4月の輸出の伸びは携帯電話を中心とするハイテク製品(20.7%増)が主導した。

ANZのエコノミストらは、関税を巡る応酬の脅威がある中で、一部の中国企業が電子製品の輸出を加速させている可能性があるとみている。

輸入は再びコモディティー(商品)がけん引役。大豆と原油の輸入が前月から増加した。鉄鉱石と石炭の輸入は減少した。

*内容を追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below