July 12, 2019 / 10:09 AM / 11 days ago

中国輸出、米関税引き上げで6月は減少 輸入も予想以上の減少

 7月12日、中国税関総署が発表した6月の貿易統計によると、米国からの圧力が強まるなか、輸出、輸入ともに減少した。2012年に撮影(2019年 ロイター/Aly Song)

[北京 12日 ロイター] - 中国税関総署が発表した6月の貿易統計によると、米国からの圧力が強まるなか、輸出、輸入ともに減少した。6月の輸出はドル建てで前年比1.3%減少、市場予想(2%減)ほどの落ち込みではなかったものの、予想外の増加だった5月からマイナスに転じた。

輸入はドル建てで前年比7.3%減少で、減少幅は予想(4.5%減)を大きく上回った。5月(8.5%減)に続く減少で、昨年からさまざまな景気支援策が打たれているにもかかわらず、内需が低迷していることを示した。

6月の貿易収支は509億8000万ドルの黒字。市場予想は446億5000万ドルの黒字、5月は416億6000万ドルの黒字だった。

合意に向けて進展しているかにみえた米中の通商協議は5月に事実上決裂し、米政府は2000億ドル分の中国製品に対する制裁関税率を10%から25%に引き上げた。6月の貿易統計は、2000億ドル分の米関税引き上げの影響が完全に反映された月だ。

キャピタル・エコノミクスはノートで「6月の輸出減少は、より広範囲にわたる外需の減速とともに直近の米関税引き上げの影響がでた」と指摘し「世界経済成長の底入れは来年以降とみている。前月末に米中首脳が貿易戦争の休戦で合意したことで、さらなる米関税の脅威はなくなったものの、通商協議はやがて再び決裂するというのがわれわれの基調シナリオだ」と述べた。

米中首脳は6月末の会談で、通商協議の再開で合意。米国は制裁関税の対象を拡大することはとりあえず棚上げにしたが、すでに発動した制裁関税はそのまま継続している。

通商協議の日程はまだ設定されておらず、先の交渉決裂の原因となった懸案で両国の溝は埋まっていない。米中の貿易摩擦はさらに長期化、深刻化する恐れもある。

6月の対米貿易黒字は299億2000万ドルで5月(269億ドル)から拡大した。

上半期の対米貿易黒字は1404億8000万ドルで、前年同期(1337億6000万ドル)から約5%増加した。

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