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中国人民銀、米FRBに市場混乱対応の「指南」求める
March 22, 2016 / 1:42 AM / 2 years ago

中国人民銀、米FRBに市場混乱対応の「指南」求める

[ワシントン 21日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が、昨年の株式市場急落時に、1987年の「ブラックマンデー」に対応した米連邦準備理事会(FRB)に助言を求めていたことが判明した。

 3月21日、中国人民銀行(中央銀行)が、昨年の株式市場急落時に、1987年の「ブラックマンデー」に対応した米FRBに助言を求めていたことが判明した。写真は北京にある人民銀。2014年11月撮影(2016年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

ロイターは、米連邦情報自由法に基づき、人民銀行とFRBとの間でやり取りされた電子メールを入手した。

人民銀行側からの要請は、昨年7月27日付の電子メールから始まる。人民銀ニューヨーク事務所のトップからFRBスタッフに宛てた、緊急の助言を要請するメールは「(人民銀)総裁はあなたの豊富な経験から学びたがっています」としている。

それ以前の市場混乱時に人民銀がFRBにコンタクトをとったかどうかは不明。人民銀とFRBはいずれもロイターに対しコメントを拒否した。

昨年6月の中国株式市場の急落は世界の金融市場を揺るがせた。電子メールの日付から、人民銀が約1カ月にわたって対応したすえ、FRBに助けを求めたことになる。実際、人民銀は6月に流動性供給を拡大させている。

今回明らかになったメールからは、人民銀とFRBが対等な立場でやり取りをし、危機の局面でも機密事項は明らかにしなかったことがうかがわれる。

7月27日付のメールで人民銀駐NY幹部は、FRBの国際金融部門トップに対し「あの時(ブラック・マンデー)とった主要な措置について至急お知らせしていただけませんでしょうか」と要請した。

メールを受け取ったFRB幹部は、ブラックベリー(スマホ)からすぐに「すみやかに提供できるようにします」と返信した。

その5時間後、1987年10月19日にS&P総合500種指数が20%急落した後、市場を沈静化させリセッションを回避するためにFRBが講じた措置についての259語のサマリーが人民銀側に送られた。それには、FRBが出した声明やリポートなども参考資料として添付された。

ただし、これらは、FRBのウェブサイトでかなり前から公開されているもので、人民銀の対応に役立ったかどうかは不明だ。

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