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中国、米国産LNGの長期確保協議=関係筋

中国の主要エネルギー企業が、天然ガス価格の高騰や国内の電力不足によって燃料の安全保障に対する懸念が高まる中、液化天然ガス(LNG)を長期的に確保するため、米輸出業者と交渉を進めていることが複数の関係者の話で分かった。2014年3月撮影(2021年 ロイター/Gary Cameron)

[シンガポール/ニューヨーク 15日 ロイター] - 中国の主要エネルギー企業が、天然ガス価格の高騰や国内の電力不足によって燃料の安全保障に対する懸念が高まる中、液化天然ガス(LNG)を長期的に確保するため、米輸出業者と交渉を進めていることが複数の関係者の話で分かった。

中国国有の石油・ガス大手、中国石油化工(シノペック)や中国海洋石油集団(CNOOC)、浙江能源など地方政府系のエネルギー配給会社など少なくとも5社の中国企業が、シェニエール・エナジーやベンチャー・グローバルなどの米企業と協議している。

この協議は、数百億ドル規模の取引につながり、今後数年間で米国からのLNG輸入量が急増する可能性がある。2019年の米中貿易戦争の中、ガス取引は一時的に行き詰まった。LNG輸出施設の建設は何年もかかることがあり、北米ではいくつかのプロジェクトが進行中だが、輸出開始は数年かかると予想されている。

米供給業者との交渉は今年初めに始まり、発電・暖房用燃料の逼迫を背景に、ここ数カ月で加速した。今年、アジアの天然ガス価格は5倍以上に高騰し、冬の電力不足が懸念されている。

ENNナチュラル・ガス<600803.SS >が11日、シェニエールと13年契約を発表したことから、今後数カ月内に新たな取引が発表されると関係者は予想していた。18年以来の米中の主要なLNG取引だった。

今回の新たな購入により、中国は今年、日本を抜いて世界最大のLNG購入者としての地位を固めることになる。

取引総量の見積もりは難しいものの、シノペックは同業のペトロチャイナやCNOOCに比べてスポット市場に左右されるため、1社で年間400万トンの取引を検討している可能性があるという。

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