[6日 ロイター] - 金融市場指数の開発・算出を手掛けるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは6日夜、中国移動(チャイナモバイル)、中国電信(チャイナテレコム)、中国聯通(チャイナユニコム)香港のADR(米国預託証券)を指数から除外すると発表した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)が3社を11日の取引開始前に上場廃止にすると確認したことを受けた措置としている。
NYSEは昨年末に、中国軍関連企業への投資を禁じる大統領令を踏まえ、3社の上場廃止手続きを開始したと発表。ところが4日に関係当局との協議を踏まえ手続きを中止すると表明し、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスも指数除外方針を撤回していた。
しかし、NYSEはムニューシン財務長官の反対表明で、3社の上場廃止に再び方針転換した。
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