April 13, 2018 / 4:08 AM / 3 months ago

中国ドル建て輸出、3月は前年比2.7%減 貿易赤字49.8億ドル

[北京 13日 ロイター] - 中国税関総署が13日発表した3月の貿易統計によると、ドル建て輸出が前年同月比2.7%減と予想外のマイナスとなり、貿易収支は49億8000万ドルの赤字を記録した。

 4月13日、中国税関総署が発表した3月の貿易統計によると、ドル建て輸出が前年同月比2.7%減と予想外のマイナスとなり、貿易収支は49億8000万ドルの赤字を記録した。写真は2012年9月北京での代表撮影(2018年/ロイター)

輸出の減少と貿易赤字はいずれも昨年2月以来となる。

ロイターがまとめたアナリスト予想では輸出は10.0%増加し、 貿易収支は272億1000万ドルの黒字になると見込まれていた。

2月の輸出は44.5%増で季節要因が影響したとみられていた。同月の貿易収支は337億5000万ドルの黒字だった。

一方、3月の輸入は14.4%増と市場予想(10.0%増)を上回る増加となり、2月の6.3%から伸びが拡大した。

第1・四半期の輸出は前年同期比14.1%、輸入は18.9%それぞれ増加した。

一部のアナリストの間では、年初の輸出が好調だったことから、3月の輸出が落ち込むとの見方が出ていたが、人民元高が輸出競争力低下の一因となっている可能性もある。

元は今年第1・四半期に対ドルで約3.7%値上がりした。

米国との貿易摩擦が輸出業者の活動に影響を及ぼしているのではないかとの見方も出ている。ノムラによると、貿易紛争がエスカレートする前に中国企業が前倒しで輸出した可能性もある。

ノムラ(香港)のエコノミスト、Lisheng Wang氏は「元高と貿易摩擦の拡大で、今後輸出は伸び悩むだろう。ただ、世界経済の見通しが好調なことが、一定の下支え要因となる可能性もある。中国は輸入拡大を約束しており、輸入は輸出以上に堅調に推移するのではないか」と述べた。

第1・四半期の対米輸出は前年同期比14.8%増、対米輸入は同8.9%増となり、対米貿易黒字は同19.4%増の582億5000万ドルだった。ただ3月の対米黒字は154億3000万ドルと2月の209億6000万ドルから減少した。

3月のアルミ輸出総額は増加し、6月以来の高水準だった。米国は3月23日から10%のアルミ輸入関税を課した。

銅、原油、鉄鉱石、大豆などの3月輸入はいずれも前月比で増加した。

第1・四半期のハイテク製品の輸出は前年同期比20.5%増の1378億ドルとなった。

*内容を追加しました。

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