[上海 8日 ロイター] - 上海日報によると、中国の食品薬品監督当局が国内の約2000の精製飲料水を調査したところ、23%が衛生基準を満たしていなかった。安全基準を超えるバクテリアが検出されたケースが大半だった。
当局によると、飲料最大手、娃哈哈集団(ワハハグループ)と、ダノンのロバストブランドなどが製造する精製水から、基準以上のバクテリアが見つかった。
中国では食品の安全が深刻な問題となっており、2008年にはメラミンが混入した粉ミルクで6人の乳児が死亡、多数に健康被害が出た。
水道パイプの汚染を心配し、水道水は一度煮沸して飲料水として使用するか、ペットボトルの水を購入するのが一般的となっている。
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