[上海 18日 ロイター] - 中国の水利省は、長江の上・中流域で深刻な干ばつが9月まで続く可能性があると警告した。
地方政府は秋の収穫を前に新たな水資源を確保し、作物のかんがいを行うために対策を急いでいる。
長江流域では激しい熱波が2カ月以上続いており、水力発電の供給が減り、耕作地が広範囲にわたって干ばつの影響を受けている。
同省当局者は17日夜のブリーフィングで、今月末までやそれ以降も降雨量が低水準にとどまると予想されていることから、水流が正常化するにはまだ数カ月かかる可能性があると説明した。
「9月も長江の中・下流域への水の流入が低水準にとどまり、安徽、湖北、湖南、江西で干ばつがさらに深刻化する可能性がある」と述べ、中流域の主要4省に言及した。
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