January 31, 2018 / 11:27 AM / 9 months ago

中国の元建て越境融資巡るカウンターシクリカル調整、「群衆」効果抑制狙い

[北京 31日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は31日、クロスボーダーの人民元建て融資に関するカウンターシクリカル(反循環的)な調整について、市場における「群衆」効果を抑制し、国内の金融監督機能を改善することを目指したものだと説明した。

 1月31日、中国人民銀行(中央銀行)は、クロスボーダーの人民元建て融資に関するカウンターシクリカル(反循環的)な調整について、市場における「群衆」効果を抑制し、国内の金融監督機能を改善することを目指したものだと説明した。写真は2013年6月撮影(2018年 ロイター/Jason Lee)

人民銀行は19日、商業銀行によるクロスボーダーの人民元建て融資ルールを変更し、各行の預金残高とカウンターシクリカル要因によって融資上限を決定すると明らかにした。

人民銀行が2009年に発布したルールの下では、中国の商業銀行は選ばれた海外の銀行に対し、預金残高の1%を上限として人民元建て融資が認められている。

人民銀行によると、これはカウンターシクリカル係数が1%であることを意味しており、2013年7月には中国の経済・金融環境に合わせて3%に引き上げられ、それ以降継続しているという。

人民銀行は発表文の中で、クロスボーダーの人民元建て融資に対するカウンターシクリカル管理について「クロスボーダー資本フローの顕著な変動によって引き起こされる不安定な市場心理および大きな『羊群(群衆)』効果」を抑えるのに役立つと指摘。こうしたやり方は金融安定理事会(FSB)や国際通貨基金(IMF)が推奨するマクロプルーデンシャル政策に合致すると付け加えた。

人民銀行は今回の調整について「クロスボーダーの貿易と投資を一段と促進し、クロスボーダーの人民元業務の健全な発展を後押しし、商業銀行によるクロスボーダー融資を改善する」ことを目指しているとした。

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