October 26, 2018 / 8:07 AM / 24 days ago

中国人民銀副総裁、「元は安定推移へ」 投機筋をけん制

 10月26日、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝副総裁は、同国の健全な経済ファンダメンタルズと潤沢な外貨準備が、人民元の安定的な推移を支援するとの見解を示した。写真は昨年5月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

[北京 26日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝副総裁は26日、同国の健全な経済ファンダメンタルズと潤沢な外貨準備が、人民元の安定的な推移を支援するとの見解を示した。

副総裁は会見で、市場の予想を安定させるため、人民銀がマクロプルデンシャルな政策を採用し、市場リスクへの対応に向けて的を絞った方策を講じると述べた。

「中国経済のファンダメンタルズは健全で、マクロ・レバレッジ比率は基本的に安定している。金融リスクは概ね管理可能だ」とし、中国の外貨準備は潤沢だと指摘。「こうした要因が、人民元の為替レートが基本的に安定推移を続けることを支援する」と語った。

最近の人民元の下落について、市場の需給や世界的な市場の変動を反映していると指摘。米国との関税戦争から生じる貿易摩擦に対応するために競争的な通貨切り下げを行うことはしないと改めて表明した。

副総裁は、中国当局が為替市場の変動への対応を巡り経験を重ね、政策手段を整えてきたとし、人民元のポジションをショートに傾けようとする投機筋をけん制。「人民元をショートしようとしている人たち。われわれは数年前に接戦し、互いをよく知っている。記憶はまだ新しいはずだ」と述べた。

また、当局が貿易摩擦による外的リスクに積極的に対応すると述べた。

このほか、人民銀が小規模企業や民間企業への融資拡大のため政策波及メカニズムを改善する方針だと述べた。民間企業の社債発行を促進するスキーム向けに、人民銀が第1段階として100億元(14億4000万ドル)の資金を拠出したと語った。

副総裁は、レバレッジ比率を勘案した上で、スキームの資金総額は800億元に上る可能性があると述べた。

*内容を追加しました。

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