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中国当局、銀行からの資本流出を制限=関係筋

1月19日、中国の金融監督当局は、一部の国内銀行を対象に人民元建て資産の国外流出を制限するほか、越境取引の監視強化を指示している。安徽省合肥で2012年4月撮影(2016年 ロイター)

[香港 19日 ロイター] - 中国の金融監督当局は、一部の国内銀行を対象に人民元建て資産の国外流出を制限するほか、越境取引の監視強化を指示している。事情を直接知る複数の関係者がロイターに明らかにした。

関係者によると、金融当局はすでに沿岸部の都市にある銀行に対し、元建て資産の国外流出に関する規則を厳守するよう指示し、流出額が元建て資産の規模を超えないよう制限を課した。

当局はさらに、銀行の元建て資産に影響を与える企業のビジネスや取引を厳しく監視するよう指示したという。

これらの措置が全国的に実施されるのか、一部地域にとどまるのかは不明。

中国国家外為管理局(SAFE)はコメントを拒否、中国人民銀行(中央銀行)もコメントの要請に応じていない。

中国人民銀行が18日公表したデータを基にロイターが算出したところによると、人民銀行と商業銀行の12月の外貨取引は6290億元(956億1000万ドル)相当の売り越しとなり、前月の3倍近くに達した。

上海のある銀行関係者は「これまで伝えられた為替関連の規制強化策は、個別の措置が資本流出に大きな影響を与えることはないが、総合的には大きな効果がある」と指摘。「政府は断固として人民元の大幅下落観測を打ち消すつもりだ」と述べた。

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