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中国人民銀、来週のトランプ氏訪中に合わせ元高誘導か
2017年11月2日 / 04:49 / 21日前

中国人民銀、来週のトランプ氏訪中に合わせ元高誘導か

[上海 2日 ロイター] - 来週のトランプ米大統領訪中を控え、中国当局は為替相場を人民元高に誘導する見方が強まっている。

 11月2日、来週のトランプ米大統領訪中を控え、中国当局は為替相場を人民元高に誘導する見方が強まっている。写真は中国人民100元札と米5ドル札。6月に撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

中国政府は今年、対ドルレートCNY=CFXSで5%超の人民元高を容認。資本流出の監視強化が奏効したほか、ドルが下落したことも要因となっている。

それでも、通貨ストラテジストやトレーダーは、トランプ氏が訪中する11月8─10日の前後に、中国人民銀行が元相場を押し上げるとみている。

スコシアバンクの通貨ストラテジスト、Gao Qi氏はこの期間、人民元には「上昇バイアス」がかかると予想する。

RBCキャピタル・マーケッツのアジア通貨戦略責任者、Sue Trinh氏は、中国が「輸出促進を狙って元を切り下げていると米国から非難されないようにするため、元高でトランプ氏をなだめようとする」との見方を示した。

米中間の貿易不均衡はトランプ氏訪中の主要課題になる見込み。米国側は、中国との数々の通商問題は進展が一段と困難になっており、中国の市場経済への移行は減速しているようにみえるとの見解を示している。

みずほ銀行のアジア通貨シニアストラテジストのKen Cheung氏は「元の安定を維持することが米中の交渉担当者にとってプラスになる」とし、対ドルレンジが1ドル=6.5─6.7元を想定していると述べた。

アナリストは、米連邦準備理事会(FRB)が追加利上げを実施し、中国の金融市場の足元がやや弱まる年末にかけて、再び人民元に下落圧力がかかるとみている。

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