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中国PPI、2月は08年9月以来の高い伸び 資源が高騰
2017年3月9日 / 05:33 / 8ヶ月後

中国PPI、2月は08年9月以来の高い伸び 資源が高騰

[北京 9日 ロイター] - 中国国家統計局が9日に発表した2月の生産者物価指数(PPI)は前年比7.8%上昇と、1月の6.9%上昇から加速した。伸びは予想の7.7%を上回り、2008年9月以来の大きさとなった。

 3月9日、中国国家統計局が発表した2月の生産者物価指数(PPI)は前年比7.8%上昇と、1月の6.9%上昇から加速した。伸びは予想の7.7%を上回り、2008年9月以来の大きさとなった。写真は河北省の発変電所。2013年4月撮影、チャイナ・デイリー提供写真(2017年 ロイター)

鉄鉱石や鉄鋼など工業用原材料が上昇した。

一方、消費者物価指数(CPI)は前年比0.8%上昇。予想の1.7%を下回り、2015年1月以来の低い伸びとなった。1月は2.5%上昇だった。

統計局はCPIの減速について、春節休暇や寒波が影響したとの見方を示した。

コメルツ銀行(シンガポール)のZhou Hao氏は、インフラ整備のための歳出拡大やここ数カ月の商品先物市況の上昇を取りあげ、PPIの伸びは、積極的な財政政策や投機的な動き、過剰設備の削減方針などが大きく影響していると指摘。その上で、PPIのCPIへの波及効果はまださほどみられず、そのことは、中国経済の基盤がしっかりとしていないことを示している、と述べた。

アナリストの間では、PPI上昇率は近くピークに達する可能性があり、CPIに波及するリスクも小さいとの見方が大勢だ。

中国人民銀行(中央銀行)はここ数カ月、短期金利を小幅に引き上げるなど、慎重ながらも引き締めバイアスを強めつつある。

インフレ圧力が和らげば、人民銀は対応を迫られるリスクが低くなる可能性がある。

キャピタル・エコノミクスのジュリアン・エバンズプリチャード氏は「人民銀が引き締めを行うとすれば、インフレ抑制のためではなく、信用リスクをめぐる懸念に対処することが狙いとなるだろう」と指摘した。

また「CPIに目立った波及がないことを踏まえると、当局者はPPI上昇率の高さをさほど懸念しないだろう」とし、PPI上昇率は今後1─2カ月以内にピークに達するとの見方を示した。

過去数カ月同様、2月のPPIの伸びは、鉱業・重工業部門の伸びが主なけん引役となった。鉱業部門は36.1%上昇し、2010年初め以来の大幅な伸びを記録した。原材料は15.5%上昇。石油精製・化学品製造業部門も大幅に上昇した。

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