[ラブリュイエール(ベルギー) 21日 ロイター] - サンタクロースの仕事場や寝室、そりなどを無料で見学できるベルギーの観光施設「サンタクロースの庭」が、エネルギー価格高騰を理由に開館期間を例年の34日から23日に短縮する。運営者が明らかにした。
世界中から観光客が訪れる「サンタの庭」は、ベルギー人航空技術者セルジュ・ヘネベルさん(54)が手掛ける季節限定の娯楽施設で、ブリュッセルから南東38キロに位置する中部ラブリュイエール村にある。5万2800個を超えるライトが点灯し、雪だるまの道を歩いたりサンタのそりなどと写真を撮影できる。
ユーロ圏では11月のエネルギー価格が前年比で35%上昇した。ヘネベルさんは電気料金の高騰で例年より早く閉館せざるを得ないと説明している。
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