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中国国際金融、引受業務世界2位に浮上 アントIPOが押し上げ

 調査会社ディアロジックによると、中国電子商取引大手アリババ・グループ傘下の金融会社アント・グループの新規株式公開(IPO)に伴い、投資銀行の引き受けランキングで、中国国際金融(CICC)が世界2位に浮上した。写真はアントのロゴ。中国・浙江省にある同社の本社で10月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[香港 2日 ロイター] - 調査会社ディアロジックによると、中国電子商取引大手アリババ・グループBABA.N傘下の金融会社アント・グループ6688.HK688688.SSの新規株式公開(IPO)に伴い、投資銀行の引き受けランキングで、中国国際金融(CICC)3908.HK601995.SSが世界2位に浮上した。

CICCはアントの案件を担当する以前は今年のランキングで世界5位だった。世界トップはクレディ・スイスCSGN.S

CICCは上海市場への重複上場で20億ドルを調達したばかり。

アントの上海および香港市場への同時重複上場では、CICCはスポンサーを務めている。アントは上海市場でのグリーンシューオプション行使分を含めこれまでに最大370億ドルを調達。同社のIPOは世界最大規模になるとみられている。

ディアロジックのデータによると、引き受けランキングの3位は米ゴールドマン・サックスGS.N、4位はシティグループC.N、5位はモルガン・スタンレーMS.N

アントのIPOは香港での投資銀行のランキングにも影響を与えた。

CICCは首位を維持し、市場シェアを9%から11%に拡大したが、欧米の銀行でトップ10に残ったのはアントのスポンサーを務めたシティグループ(8位)とモルガン・スタンレー(9位)の2行のみで、上位10行の残りは中国の金融機関だった。

アントは香港市場でのIPOの引受業務を担う24行に対し、売り出し株数の15%を対象とするグリーンシューオプションが行使された場合、最大1億9800万ドルの手数料を支払う。

手数料はIPOの調達額の1%相当で、香港での大方の案件と比べると低い。

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