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サウジで約35年ぶりに映画館オープン、男女が同席可能に

 4月4日、サウジアラビアのリヤドで18日、約35年ぶりに映画館がオープンする。男女が区分けされる多くの公共の場と異なり、映画館では男女の同席が可能だという。写真は昨年12月リヤドで撮影(2018年 ロイター/Faisal Al Nasser)

[ロサンゼルス/リヤド 4日 ロイター] - サウジアラビアのリヤドで18日、約35年ぶりに映画館がオープンする。当局が4日に発表したもので、米映画館運営最大手AMCエンターテインメント・ホールディングスと、5年間で40軒を開設することで合意に達しているという。

男女が区分けされる多くの公共の場と異なり、映画館では男女の同席が可能。関係筋がロイターに明かしたところによると、最初に上映されるのは「ブラック・パンサー」になる見通し。

1970年代には映画館が営業していたが、アラブ世界におけるイスラム教の影響力拡大に伴い、強い権力を持つ聖職者らが映画館を閉鎖した。

2017年、政府はムハンマド ・ビン・サルマン皇太子が推進する経済・社会改革の一環として、映画館の解禁を発表した。

サウジは2030年までに、映画館350軒前後を開館したい方針。実現すれば、年間約10億ドル(約1070億円)の興行収入が期待されるという。

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