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米シスコ、通期利益見通し引き上げ 自社株買い発表

 2月16日、米ネットワーク機器大手・シスコシステムズは、2022年度(22年7月終了)の利益見通しを引き上げた。スペイン・バルセロナで撮影(2022年 ロイター/Sergio Perez)

[16日 ロイター] - 米ネットワーク機器大手・シスコシステムズは16日、2022年度(22年7月終了)の利益見通しを引き上げた。世界的な半導体不足による製品価格の上昇が寄与するほか、輸送遅延の問題が将来的に改善し、物流コストが下がると見込む。

調整後1株利益見通しは3.41─3.46ドルと、従来の3.38─3.45ドルから引き上げた。増収率は5.5─6.5%と予想、従来は5━7%だった。

同社はまた、自社株買い枠を150億ドル増額すると発表。同時に発表した第2・四半期(11─1月期)決算も好調な内容だったため、株価は引け後の時間外取引で約5%上昇した。

同期の売上高は約6%増の127億2000万ドルとなり、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の126億5000万ドルを上回った。調整後1株利益は0.84ドルで、市場予想を0.03ドル上回った。

シスコのビデオ会議システム「Webex(ウェベックス)」やバーチャル・プライベート・ネットワーク(VPN)およびサイバーセキュリティー製品は新型コロナウイルス流行による特需で売り上げが急増しており、同社は需要増に応じてクラウド部門に多額の資金を投じている。

一方、コロナ禍に端を発する供給制約は、下期(2─7月)も続くとの見通しを示した。

同社はソフトウエアメーカーのスプランクに200億ドル超での買収を提案したと報じられているが、ヒュテュリオム (Futuriom) のアナリスト、スコット・レイノビッチ氏は、自社株買いによる150億ドルの株主還元を踏まえると、スプランクを買収する可能性は低いと分析した。

同社幹部らは電話会見で、スプランク買収に関する質問に対してコメントを控えた。

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