November 14, 2018 / 10:34 PM / a month ago

米シスコ、8─10月利益・売上が予想超え 既存・新規事業とも好調

[14日 ロイター] - 米ネットワーク機器大手シスコシステムズ(CSCO.O)が14日発表した第1・四半期(10月27日まで)決算は増収増益となった。サイバーセキュリティーなどの新しい事業の成長に加え、ルーターやスイッチといった従来からの製品への需要が増えたことから、利益と売上高がともに市場予想を上回った。

 11月14日、米ネットワーク機器大手シスコシステムズが発表した第1・四半期(10月27日まで)決算は増収増益となった。写真シスコシステムズのロゴ。バルセロナで2月に撮影(2018年 ロイター/Yves Herman)

同社が示した第2・四半期売上高見通しもおおむね予想を上回った。

決算発表を受け、シスコの株価は引け後の時間外取引で4%上昇。このまま推移すると、年初来の上昇率は約16%になる見込み。

自社でネットワークを構築する代わりにアマゾン・ドット・コム(AMZN.O)など第三者が提供するクラウド型インフラを採用する企業が増える中、シスコが提供するルーターやスイッチの売り上げは圧迫されており、同社はソフトウエアやサイバーセキュリティーなどの新しい分野に事業の軸足を移している。

第1・四半期の純利益は35億5000万ドル(1株当たり0.77ドル)。前年同期の23億9000万ドル(同0.48ドル)から増加した。

調整後の1株利益は0.75ドル。リフィニティブI/B/E/Sのアナリスト予想平均の0.72ドルを上回った。

総売上高は7.7%増の130億7000万ドル。こちらも、アナリスト予想の128億7000万ドルを上回った。

部門別の売上高は、スイッチやルーターなどのインフラ・プラットフォーム事業が約9%増の76億4000万ドル。アナリスト予想の73億9000万ドルを上回った。

サイバーセキュリティー関連事業は11%増の6億5100万ドル。アナリスト予想の6億5640万ドルには届かなかったが、調査会社ファクトセットがまとめた予想である6億4810万ドルは上回った。

8月に23億5000万ドルで買収したサイバーセキュリティー会社デュオ・セキュリティーなどの買収効果が新規事業の成長を支えた。

アプリケーション・ソフトウエア事業の売上高は18%増の14億2000万ドル。アナリスト予想の13億7000万ドルを上回った。

シスコによると、より安定した収入をもたらすサブスクリプション型の収入が第1・四半期のソフトウエア収入全体に占めた割合は57%。前四半期は56%だった。

モーニングスターのアナリスト、マーク・キャッシュ氏は「企業は情報技術(IT)支出を増やす環境にあり、その恩恵を受けながら、シスコはビジネスモデルをソフトウエアとサブスクリプションに移す計画を進めている」と指摘した。

シスコは、第1・四半期の業績は関税の影響をさほど受けていないが、対中関税の税率が25%に引き上げられると、第3・四半期の業績に悪影響が及ぶ可能性があるとした。

第2・四半期については、売上高の伸びが前年同期比5─7%と予想。これは124億8000万─127億2000万ドルを意味し、アナリスト予想の125億3000万ドルをおおむね上回る水準。

*内容を追加しました。

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