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米シスコ、5─7月期利益見通しが予想下回る 供給網の問題に言及

[19日 ロイター] - 米ネットワーク機器大手シスコシステムズが19日に発表した第3・四半期(5月1日まで)決算は増収増益となったが、現四半期の利益見通しは市場予想を下回った。

5月19日、米ネットワーク機器大手シスコシステムズが発表した第3・四半期(5月1日まで)決算は増収増益となったが、現四半期の売上高見通しは市場予想を下回った。写真は2018年4月、パリ近郊で撮影(2021年 ロイター/Philippe Wojazer)

IT(情報技術)業界全体が世界的な半導体不足に直面する中、2021年末までサプライチェーン(供給網)の問題が続くとの見方を示した。

時間外取引で株価は約5%下落した。

新型コロナウイルスワクチン接種が進展する中、在宅勤務からオフィス勤務に戻る動きが出始めており、シスコはビデオ会議システムの「ウェブエックス」やVPNの「AnyConnect」などの需要が減速すると予想。第4・四半期の1株当たり利益は0.81─0.83ドルになるとの見通しを示した。リフィニティブがまとめた予想は0.85ドル。

売上高見通しは6─8%増とした。

スコット・ヘレン最高財務責任者(CFO)はインタビューで、供給網の問題は一時的だと述べた。

第3・四半期決算は、売上高が7%増の128億ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の125億6000万ドルを上回った。

ヘレン氏は「受注が2桁増と2012年以来の伸びを記録した」とし、「現時点で心地良く感じる部分も多い」と語った。

サービス事業の売上高は8%増、製品事業の売上高は6%増だった。オフィスが引き続き閉鎖される中、ビデオ会議システムやサイバーセキュリティー対策製品への持続的な需要が寄与した。

ヘレン氏は、ソフトウエア事業の売上高について、第3・四半期は38億ドルで、このうち81%が経常的あるいはサブスクリプションによるものだったと指摘。今後12カ月では140億ドル超を達成する見込みだとし、達成すれば「世界上位5─6社に入るソフトウエア大手になる」と語った。

純利益は28億6000万ドル(1株当たり0.68ドル)と、前年同期の27億7000万ドル(同0.65ドル)から増加した。

特別項目を除く1株利益は0.83ドルで、アナリスト予想の0.82ドルを上回った。

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