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米シティグループ、西欧で商業銀行事業を拡大へ

[ロンドン 26日 ロイター] - 米金融大手シティグループは、EMEA(欧州・中東・アフリカ地域)で商業銀行事業を拡大する計画だ。世界的な知名度を生かして、中堅企業向けに融資を行っている地元の金融機関を追撃する。

米金融大手シティグループは、EMEA(欧州・中東・アフリカ地域)で商業銀行事業を拡大する計画だ。写真は、同グループのロゴ。2017年10月19日に撮影。(2021年 ロイター/Chris Helgren)

シティ・コマーシャル・バンクのEMEA部門トップ、レイモンド・ガドクリフ氏が明らかにした。

今年は、まずバンカーやリスク&コントロールマネジャーなど25人前後を採用する。オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、スペイン、ポルトガル、イタリアで事業を拡大する

英国では過去1年で約30人を採用している。

同氏は「英商業銀行部門は収入が2桁の伸びを記録しており、当行にとって非常に重要なビジネスになっている。このため、欧州でさらに事業を拡大する自信が得られた」と述べた。

同氏は、今後数年にわたり欧州で引き続き2桁の増収を目指すとし、さらに人員を採用する方針を示した。現時点では公表していない市場も視野に入れているという。

取り込みを狙うのは、シティの取引先である大手多国籍企業の子会社や、年間売上高1億─30億ドル前後の中堅企業のほか、世界的な事業展開を目指す急成長中のハイテク企業。

特にハイテク分野の起業家は、これまでの企業が夢にも考えなかったペースで国際的な事業展開を求めているという。

同氏は「今の企業は数十年単位ではなく、数年単位でグローバル化している。迅速でグローバルなデジタルの銀行サービスを求めている」と述べた。

シティは、新型コロナウイルスの流行を受けて投資計画を加速。企業は複数の市場に進出して収入源の多様化を図ろうとしており、銀行のデジタルサービスへの需要は高まっている。

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