January 14, 2019 / 4:42 PM / 5 months ago

シティ、19年融資事業の収入20億ドル増見込む 株価上昇

[14日 ロイター] - 米金融大手シティグループ(C.N)は、2019年に融資事業からの収入が前年比20億ドル増えるとの見通しを示した。これを受けて同社株は約4%上昇した。

 1月14日、米金融大手シティグループの2018年第4・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。トロントで2017年10月撮影(2019年 ロイター/CHRIS HELGREN)

ガースパッチ最高財務責任者(CFO)は、消費者金融事業の収入増加と預金保険に関連する政府のサーチャージ引き下げが今年の純金利収入の押し上げ要因になると指摘した。

さらに米経済は引き続き好調で、世界経済も良好だとし、中国の景気減速は同社の事業に打撃を与えていないとの見方を示した。

同社の2018年第4・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。昨年末の金融市場混乱の影響から債券トレーディング部門が大幅減収となり、収入が予想に反し減少したものの、経費減が利益押し上げに寄与した。

予想外の減収を嫌気し、シティの株価は一時下落していたものの、その後切り返し、3.95%高で引けた。

政府機関一部閉鎖に伴う事業への影響は確認していないものの、閉鎖が今後も長引くようであれば、状況が変わる可能性もあるとした。

税関連の一時的項目を除く利益は42億ドル(1株当たり1.61ドル)と、前年同期の37億ドル(同1.28ドル)から増加。1株利益はリフィニティブのIBESデータによるアナリスト予想の1.55ドルを上回った。

収入は前年同期比2%減の171億ドル。アナリスト予想は176億ドルだった。

債券トレーディング部門の収入は21%減。信用スプレッドの拡大と12月の市場の調整が主因となった。

コーバット最高経営責任者(CEO)は声明で「第4・四半期の激しい振れが、債券を中心に市場動向に敏感な部門に影響した」と述べた。

ガースパッチCFOも債券市場動向について、第4・四半期の大半を通じ、法人・投資関連顧客の様子見気分は強く、「市場状況を巡る視界が改善するのを見守っていた」と指摘した。

総経費は4%減。資産売却や市場低迷に伴う報酬関連費用の減少が主因となり、利益押し上げに寄与した。7400万株の自社株買いによって発行済み株式数が8%減少したことも1株利益を押し上げた。

ただ、予想外の減収によって、18年の経費効率性は57.4%と、コーバットCEOが目標に掲げていた57.3%を達成できなかった。

一方、通年の有形自己資本利益率(ROTCE)は10.9%と、目標の10.5%を上回った。

オッペンハイマーのアナリスト、クリス・・コトウスキ氏は、シティの決算発表後にリポートで、シティは配当や自社株買いを通じて年間利益を100%以上還元したにもかかわらず、株価は有形簿価を下回っていると指摘した。

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