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シティが誤送金問題で逆転勝訴、5億ドルの返還請求権認められる

9月8日、シティグループが米化粧品会社レブロンの債権者に誤って送金した問題を巡る訴訟で、連邦第2巡回区控訴裁判所(高裁)は、シティに約5億ドルの返還請求権を認める判決を下した。ニューヨークのシティバンクで2015年5月撮影(2022年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - シティグループが米化粧品会社レブロンの債権者に誤って送金した問題を巡る訴訟で、連邦第2巡回区控訴裁判所(高裁)は8日、シティに約5億ドルの返還請求権を認める判決を下した。一審で主張を退けられたシティが逆転勝訴した形だ。

レブロンのローンを管理していたシティは2020年8月、本来は債権者側に利払い分の780万ドルを送るはずが、手違いで元本の8億9400万ドルを返済期限より3年早く支払ってしまった。

シティの要請で返金に応じた債権者もあったが、ブリッジ・キャピタル・マネジメント、HPSインベストメント・パートナーズ、シンフォニー・アセット・マネジメントなど一部は、高度な専門知識を有するシティがこんなひどいミスをしたと信じる根拠はないなどとして返金を拒否し、訴訟に発展。昨年マンハッタンの米連邦地裁が債権者側の言い分を妥当とする判断を示していた。

しかし今回、高裁はレブロン債権者が「多額の思いがけず手に入れた資金」を保有し続けるのは不適切だと指摘。シティからは送金が間違いだったとの通知を受けていた点も挙げた上で、一審判決を覆した。

シティは声明で「本日の決定によって、誤送金された資金は法と倫理の両面から返還されるべきだというわれわれの長年の考えが再確認された」とコメントした。

レブロン債権者の弁護士はコメント要請に回答がなかった。

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