June 21, 2019 / 4:29 PM / 3 months ago

FRB、不確実性増大なら利下げも 景気拡大継続へ=クラリダ副議長

[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は21日、FRBは米景気拡大は継続すると予想しているとしながらも、貿易などを巡る不確実性が増した場合は利下げを実施する用意があるとの見解を示した。

クラリダ副議長はブルームバーグテレビのインタビューに対し、「経済は持続的に成長しており、労働市場は力強く、インフレ率はFRBの目標に近づくなど、経済の基調的な見通しは良好だ」と述べた。

ただ今週の連邦公開市場委員会(FOMC)では「一段の緩和を打ち出す論拠が強まったとの広範な見解の一致があった」とし、「景気拡大、力強い労働市場、物価安定の維持に向けた政策手段をFRBは有している。目標達成に向けFRBは政策手段を適切に利用していく」と述べた。

FRBは18─19日に開いたFOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25─2.50%に据え置くことを決定すると同時に、不確実性の増大などに対応するため年内に最大0.5%ポイントの利下げを実施する可能性があることを示唆。FOMC声明から、金利調整に当たり「忍耐強く」対処するとの文言を削除した。

今回のFOMCではセントルイス地区連銀のブラード総裁が利下げを主張し、政策決定に反対。同総裁は反対票を投じたことについてこの日、低インフレと経済成長見通しを巡る不透明感により利下げが正当化されると感じたと表明した。

ただクラリダ副議長はインフレ率は「FRBの目標近くにある」との認識を表明。こうした解釈の違いは、FRB内で行われている利下げの必要の是非、および必要となった場合のタイミングなどに関する議論の論点を示唆している可能性がある。

クラリダ氏はこのほか、このところ示されている世界的な経済成長の鈍化、および米中通商協議の行方をめぐる「不確実性」が「センチメントの重しとなっている」とし、「FRBは緊密に注視しており、景気拡大を維持するために適切に行動する」と表明。2015年以降の一連の利上げを受け「FRBには必要な柔軟性がある」とし、「ゼロ金利からは遠ざかっているため、必要性が生じた場合、FRBには対応する余地がある」と述べた。

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