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英、初の環境債を来年発行へ 企業に気候変動の影響開示義務付け

 11月9日、スナク英財務相(写真)は、英政府として初のグリーンボンド(環境債)を2021年に発行すると発表した。提供写真(2020年 ロイター/UK Parliament)

[ロンドン 9日 ロイター] - スナク英財務相は9日、英政府として初のグリーンボンド(環境債)を2021年に発行すると発表した。政府は、気候変動が財務に与える影響に関する情報の開示を2025年から大企業に義務付けることも決定した。

グリーンボンド市場は近年、急速に成長し、昨年の発行額は世界全体で約2500億ドルと、世界の債券発行額の3.5%を占めた。ただ、英債務管理庁(DMO)はグリーンボンド発行に慎重な姿勢を示してきた。

英国では来年、国連の地球温暖化会議が開催される予定で、今回の発表は英政府の方針転換となる。

スナク氏は議会で「政府が今後、気候変動に対処する事業の資金調達を支援して全国でグリーンな雇用を創出し、環境に配慮した道筋を描くことを目指す中、(きょうの発表は)一連の新規発行の第1弾になる」と述べた。

スナク氏は気候変動による企業財務への影響の開示義務付けについて、英国は20カ国・地域(G20)の金融規制当局で構成する金融安定理事会(FSB)の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に従う最初のG20メンバーになると述べた。

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