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英、ロンドンの洪水対策を15年前倒し 気候変動リスク増大で

 5月17日、英政府は17日、地球温暖化に伴う洪水と海面上昇からロンドン中心部を保護する計画を15年前倒しする方針を明らかにした。写真はテムズ河。ロンドンで撮影(2023年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 17日 ロイター] - 英政府は17日、地球温暖化に伴う洪水と海面上昇からロンドン中心部を保護する計画を15年前倒しする方針を明らかにした。

ロンドンは海から約80キロの地点にあるテムズ川の潮入り地帯に位置し、現在は東部にある全長520メートルの可動式膨張壁によって高潮を防いでいる。年数回の増設を行っているが、政府は気候変動対策プログラムを加速させ、膨張壁の増設目標を2012年に設定した当初の65年から50年に前倒しすると説明した。

計画を立案した機関の担当者は「テムズ河口では海面上昇ペースが加速しており、いま対策に動くことが不可欠」と述べた。

政府は、今回の変更は気候変動モデルの改定に基づくものと説明。モデルでは「温暖化と海面上昇による洪水リスク増大」が示されたという。

*カテゴリーを変更して再送します。

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