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デンマーク、北海の世界初の人工エネルギー島計画を承認

デンマーク政府は4日、北海にグリーンエネルギーを生産し貯蔵する人工エネルギー島を造る計画を承認した。写真は、デンマーク国旗。2019年10月22日にコペンハーゲンで撮影。(2021年 ロイター/Andreas Mortensen)

[コペンハーゲン 4日 ロイター] - デンマーク政府は4日、北海にグリーンエネルギーを生産し貯蔵する人工エネルギー島を造る計画を承認した。欧州向けに300万世帯分の電力を供給できる。こうした人工島は世界で初めて。

デンマーク西岸から80キロの位置にまず、サッカー場約18個分の大きさの島を造る。周囲の数百の洋上風力タービンとつなぎ、当初は3ギガワットの発電能力を実現。島から家庭用電力と、船舶、航空、製造業、大量輸送機関向けの水素を供給する。2033年ごろの稼働を見込む。総工費は約2100億デンマーククローネ(339億ドル)。政府が支配株式を保有する。

欧州連合(EU)は2030年までに電力システムを再生可能エネルギー依存型にほぼ転換し、50年までに洋上風力発電能力を25倍にする計画を発表している。デンマークとしては排出量を30年までに1990年比で70%削減することを義務化しており、人工島計画はその実現に重要な役割を持つ。

ヨーゲンセン・エネルギー相は記者会見で、人工島が欧州の洋上風力発電の多大な可能性を現実にするのに大きく貢献すると力説した。

デンマークは陸上と洋上の風力発電で世界に先駆けており、風力タービンや洋上風力発電開発の有力企業も複数抱える。

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